公益法人大平正芳記念財団
公益法人大平正芳記念財団 当財団の紹介 本年度の贈呈式及び各賞の概要 大平正芳記念賞の歩み
研究助成費の歩み 財団の定期刊行物 大平正芳の著書・研究所 大平正芳記念館

 平成24年6月12日(火)、財団合同役員会の後、正午から約350人の出席のもと 「第28回大平正芳記念賞」「第26回環太平洋学術研究助成費」の贈呈式が、東京・丸の内の日本工業倶楽部会館3階大ホール・中ホールで開かれました。

受賞者の皆さんと大平裕理事長(前列中央)

早稲田大学名誉教授、当財団運営選定委員長・毛里和子氏 の挨拶と乾杯



[大平正芳記念賞]
正賞……楯  副賞……100万円 (特別賞・・・50万円)
選 定 基 準
(1)授賞対象は、「環太平洋連帯構想」の発展に貢献する政治・経済・文化・科学技術 に関する優れた著書・共著・編著としますが、環太平洋地域についての地域研究も含むものとします。
(2)授賞対象は、個人の著書に最優先順位を置き、ついで、共著、編著の順とします。
(3)授賞対象は、原則として受賞時から数えて2年以内に刊行されたものとします。
(4)授賞対象は、原則として他の賞を受賞していないものとします。
(5)特別賞は文献的、百科事典的、啓蒙的著作などの環太平洋構想の普及に貢献した作品に与えるものとします。
(6)授賞対象は5~6点とし、その半数は外国人の著作であることを望みます。
(7)受賞者は、原則として50歳未満とします。
募集等について
当財団が、依頼する機関及び推薦者の推薦を原則とする募集先限定ですが、第三者の推薦も可とします。 なお、自由応募の場合には、著書を当財団宛てに送付のこと。 募集時期は毎年8月初めから、10月末までとし、当財団の選考委員会が3月頃に決定し、 受賞者に通知します。落選者には通知せず、応募著書も返却しません。



[環太平洋学術研究助成費]
共同研究……500万円以内  個人研究……200万円以内
選 定 基 準
(1)助成対象は「環太平洋連帯構想」を発展させるのに相応しい政治・経済・文化・科学技術 に関する共同研究および個人研究としますが、環太平洋地域についての地域研究も含むものとします。
(2)助成対象研究は、長くても2年間で完結するものとし、研究終了に当たっては、 研究成果を何らかの形で財団に報告するものとします。
(3)助成対象は共同研究1~2点、個人研究3~4点とし、その半数は外国人の研究であることを 望みます。
(4)受賞者は、原則として50歳未満とします。
募集等について
 当財団関係者の推薦を原則としますが、自由応募も可とします。募集時期は毎年8月初めから10月末 までとし、当財団の選考委員会が3月頃に決定し、受賞者に通知します。落選者には通知せず、応募書類も 返却しません。 なお、応募希望者は当財団宛てに連絡すれば、折り返し「研究助成出願書」を郵送いたします。

 



第28回大平正芳記念賞受賞作及び受賞者名

<正賞・・・楯 副賞・・・100万円(特別賞50万円)>

『未完の平和?米中和解と朝鮮問題の変容               1969?1975年』
法政大学出版局 2010年)

李 東 俊(リ・ドンジュン)

(高麗大学 アジア問題研究所 HK研究教授)

略歴
1969年韓国安東市生まれ。1987?1994年ソウル大学(文学、在学中に韓国陸軍服務)。1999?2002年カトリック大学修士(国際政治学)。2005?2008年東北大学博士(法学)。1994?2005年「韓国日報」記者。2003?2004年国際交流基金(Japan Foundation)研究フェロー。2009?2011年日本学術振興会外国人特別研究員を経て2011年4月より高麗大学・アジア問題研究所・HK研究教授。朝鮮問題を中心にした東アジア国際政治研究。博士論文で2009年第8回井植記念アジア太平洋研究賞受賞および2010年度アメリカ研究振興会より出版助成。


『現代ロシアの貧困研究』
(東京大学出版会 2011年)

武田 友加(たけだ・ゆか)
(一橋大学 経済研究所 専任講師)

略歴
東京生まれ。1996年東京大学経済学部卒業。1999年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了、2004年同大学院博士課程終了。2007年東京大学より博士号(経済学)取得。東京大学大学院経済学研究科助手[文部教官](2004-2007年)、特任研究員(2007-2008年)、早稲田大学政治経済学術院助教(2008-2010年)を経て、2010年より一橋大学経済研究所専任講師。国際的経験として、2001-2003年ロシア国立大学高等経済学術院・労働市場研究センター・研究フェロー、2011年ILOコンサルタント(カザフスタン)。主な専門は、ロシアの貧困・不平等・労働市場の実証研究。




『Cultures of Commemoration?
The Politics of War, Memory, and History in the Mariana Islands』

(University of Hawaii Press 2011年)

Keith L . Camacho(キース・L・カマチョ)
(カリフォルニア大学ロサンゼルス校 アジア系アメリカ人研究学部 准教授)

略歴
マリアナ諸島を原住地とするチャモロ族を研究して、アジア太平洋地域における、植民地化とそれからの解放、そして軍国主義に関する問題について、存続と主権に関する固有のテーマに重点をおいている。現在、カリフォルニア大学ロサンゼルス校のアジア系アメリカ人研究学部で、太平洋諸島の住民の研究に関する準教授、また同大学の居住生活部門のFaculty-in-Residenceの地位にある。著書にThe Politics 0f War, Memory,History in the Mariana lslands(マリアナ諸島における戦争の政治、記憶、歴史)"(University of Hawaii Press,2011)。2009年にLois M.Takahashi教授とともにチヨコ・ドリスとトシオ・ハシデの優秀教育賞(the chiyoko Doris and Toshio Hoshide Distinguished Teaching Prize)を共同受賞している。




『大恐慌下の中国?市場・国家・世界経済』
(名古屋大学出版会 2011年)

城山 智子(しろやま・ともこ)

(一橋大学大学院 経済学研究科 教授)

略歴
1988年 東京大学文学部卒業。1990年 東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了 (文学修士)。1999年ハーバード大学大学院歴史学部博士課程修了 (Ph. D., History)。北海道大学文学部助教授、一橋大学大学院経済学研究科助教授、准教授を経て、2008年 から一橋大学大学院経済学研究科教授(経済史部門)。通貨・金融史、企業史を中心とする近現代中国経済史の他、18世紀以降のアジア経済史について研究を行っている。


『都市を生きる人々?バンコク都市下層民のリスク対応』
(京都大学学術出版会 2011年)

遠藤 環(えんどう・たまき)

(埼玉大学 経済学部 准教授)

略歴
1999年京都大学法学部卒業。2001年京都大学大学院経済学研究科修士課程修了、2004年博士後期課程単位取得退学。2003年6月?2005年6月チュラーロンコーン大学社会調査研究所客員研究員。
 2007年京都大学大学院経済学研究科より博士号取得。日本学術振興会特別研究員、京都大学東南アジア研究所GCOE研究員などを経て、2008年より埼玉大学経済学部講師。2011年10月より准教授(アジア経済論、タイ事情)。


特別賞
『戦後日本人の中国像
    ?日本敗戦から文化大革命・日中復交まで』

(新曜社 2010年)

馬場 公彦(ばば・きみひこ)
(株式会社岩波書店 編集局 副部長)


略歴
1981年北海道大学文学部卒業,1983年北海道大学文学部大学院東洋哲学研究科修了,文学修士.株式会社東方書店勤務の後,1989年より株式会社岩波書店入社,『思想』編集部,『世界』編集部,学術一般書編集部編集長を経て,現在編集局副部長.2007年4月 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程入学,2010年3月 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程単位取得退学,学術博士.2011年前期 千葉大学文学部非常勤講師,2010・2011年度 早稲田大学特別センター員,2011・2012年度 愛知大学国際問題研究所客員研究員,単著書に『『ビルマの竪琴』をめぐる戦後史』2004年,法政大学出版局,『戦後日本人の中国像??日本敗戦から文化大革命・日中復交まで』2010年,新曜社がある。
 





第26回環太平洋学術研究助成費
受賞研究テーマおよび受賞者名


<個人研究(各100万円)(  )は助成金額>

「エネルギー版TPP[環太平洋経済連携]構想実現に
 資する国際電力連系プロジェクトからの教訓と
 アジア・太平洋地域への適用」


長山 浩章(ながやま・ひろあき)
(京都大学 国際交流推進機構 教授)


略歴
1988 慶応大学経済学部卒業(専門:計量経済学)
1988 三菱総合研究所入所
1992 エール大学経営大学院修了(MBA取得)
2004.8 ケンブリッジ大学応用経済学部客員研究員
     (2005.8まで)
2007 京都大学大学院エネルギー科学研究科博士後期課程修了
   (博士(エネルギー科学))
2008 京都大学国際交流センター教授に採用現在に至る。


2004年2005年2006年2007年2008年2009年2010年2011年
2013年2014年2015年2016年